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「プリザーブドフラワーの加工は、デザイナーさんがされるんですか?」と
尋ねられることもありますが、
生花から商品として充分耐えうる品質のプリザーブドフラワーに加工するのには、特殊な設備を備えた工場が必要です。
(個人で加工される方もいらっしゃいますが、
防カビ性・鮮やかな発色など、商品として充分な品質を担保するには、
個人の設備では充分ではありません)。

そのため、商品としてのアレンジメントを制作するフラワーデザイナーは、
その大切な材料となる花材は、専門のメーカーから仕入れています。


当店こだわりのエクアドル産大輪の薔薇

当店では、その中でも、薔薇の世界的な名産地、
赤道直下の南米・エクアドル産の薔薇にこだわります。

エクアドル産の薔薇は肉厚で、花びらの数が多く、大輪、と、
プリザーブドフラワーとしてアレンジした際に、
他にはない圧倒的な存在感を誇ります。

具体的には、以下世界4大メーカーと言われている代表ブランドの
プリザーブドフラワーを中心に仕入れて、制作しております。


世界レベルで最高級な「アモローサ」は、極めて大輪のエクアドル産のローズにこだわっており、エクアドルのバラ園管理者との厚い信頼関係のもと、丈夫で美しいプリザーブドローズの商品開発・研究を重ねています。
 
赤道直下の高地という地理的条件に恵まれ、安定した「日照」、「気候」のもと、年間を通してすくすくと大輪のバラが育まれています。
 
厚みのある花弁そして、巻きがしっかりしており崩れにくく丈夫、それでいて生花にとても近い柔らかな触り心地です。
「フロールエバー」は、軽やかな色の風合いと生花そのままの風合いが特徴。
世界有数の花大国であるコロンビアで生産されています。
 
品種・大きさ・形・鮮度など、あらゆるチェック項目をクリアした花のみを使用し、フロールエバー独自の加工技術により、透明感のある色と、生花により近い触感を保っています。
 
また、加工工程では、環境破壊の起こりうる要素を排除しており、人体や環境への影響にも配慮しています。
「ヴェルディッシモ」は1988年パリにて歴史がスタート。
当初はフランス唯一の総代理店としてイタリアからプリザーブドプランツを輸入しており、数年後、プリザーブドボタニカルを扱う企業S.E.V.S.として再出発しました。
 
1991年には拠点をフランスの緑豊かなプロヴァンス地方に移し、新工場にてプリザーブド製品の製造を開始。いまでは200種類以上の商品ラインナップを持ち、世界一の供給量を誇っています。
1994年には米国にもそのネットワークを広げ、アイオワ州にて子会社VDI Inc.を立ち上げました。
 
ヴェルディッシモはどんな花の色でも加工できる独自のブリーチ技術を持ち、エクアドル産の良質な生花を使い、鮮やかでみずみずしいプリザーブドフラワーを提供しています。
じつにソフトで透明感があり、明るめのカラーバリエーションに人気があります。
グリーンもイタリア、フランスなど世界各国から厳選された素材のみを使用し、豊富なラインナップが用意されております。
「ヴェルモント」は、1987年に “ 長寿命の切花製法 ” を特許申請し、パリの「メゾン・エ・オブジェ」を通じてヨーロッパを中心に紹介を続け、1991年に初めて世界特許認定を取得し今日に至っています。
 
1996年にバラの世界有数の生産地であるキリマンジャロのそびえるケニアに生産拠点を移し、本格的に稼動し始めました。
染料のみでないため色落ちが少なく、シックな色合いが出せるのです。

その他、日本の有名ブランドであり、ラインナップが豊富な「ネイチャーオールウェイズ」「プリザービング」のプリザーブドフラワーも、デザインの幅を広げるために合わせて使用しております。

『プリザーブドフラワーのお取り扱いのご注意』

  • 決して水を掛けないでください。湿気に敏感で弱く、湿気が多い場所に置くと、花びらが透けたようになりますのでご注意ください。
  • エアコンなど、直接風があたらないようご注意下さい。乾燥しすぎると、花びらがひび割れることがあります。
  • 直射日光は傷み、色あせの原因となりますので、お気をつけください。
  • 色素が布地に移る場合がございますので、衣類や布製品などへの付着にご注意ください。
  • 小さなお子様が口に入れないようにご注意ください。
  • 自然の花を加工した商品のため、ひとつひとつの色、形、大きさが多少異なります。
  • 写真の色が印刷工程によって多少異なる場合がございます。あらかじめご了承願います。

※お届け先様がご覧いただけますように、梱包時に、上記「お取り扱いのご注意」の説明書をお入れいたします。